こはる農園・嫁ブログ 「本日もこはる日和。」

滋賀県草津市でいちごの生産・販売をしている「こはる農園」のブログです。 脱サラして農家に転身したいちご屋さんの日々のつれづれを嫁目線で綴ります

ちまちまとした作業

本日もこはる農園ブログをご訪問いただきありがとうございます

11月も残すところ10日ほどとなりましたね。
12月が近づいてくるにつれ、友人・知人から「いちごはいつから採れるの?」という
お問い合わせをよくいただくようになりました。
みなさん、こはる農園のいちごをとっても待ち望んでくださってるようで、
本当にありがたい限りなのですが、以前もお話したように今年のいちごの状況は、
昨年にくらべてかなり生育が遅れております。
(参照記事はこちら

現在のいちごの様子はこんな感じ。

いちごの様子

去年の今頃は初めてのいちごの収穫に浮かれていたのですが、
この分だと今年はまだまだ赤い実にお目にかかれそうにありません
楽しみにしていただいている方には大変申し訳ないのですが、
どうかもうしばらく首を長~くしてお待ちいただけますようお願いいたします <(_ _)>


さて、このところこはる農園ではどんな作業をしているかといいますと、
明けても暮れても「摘花(摘果)作業」なるものにいそしんでおります。

いちごの花というのは、花が房のように連なった「花房」という状態で出てきます。
ひとつの花房には放っておくと一度に20個以上も花芽(つぼみ)がつくのですが、
そのまま実になってしまうと、すごく細かないちごができてしまうので、
小さい花芽を取り去って、ひとつの花房につく花芽の数を制限するんです。
この作業を「摘花」といいます。


摘花する前の花房の写真がこちら
摘果前1 


摘花した後の状態がこちら
摘果後1

わかりにくいかもしれませんが、つぼみがブワっとついていたのが、幾分すっきりした気がするでしょう?

もうちょっと詳しく解説すると、
いちごの実は出てくる順番で大きさがどんどん小さくなっていく特徴があります。

摘果前2 

写真にふった番号が花芽ができた順番。(ずいぶんアバウトですが)
(1)より(2)、(2)より(3)のほうが必ず小さい実になります。
なので大きい花芽だけを選んで残して、小さいのはすっぱりさようなら。
この場合、(1)と(2)だけ残して、(3)は全部取ってしまいます。

摘果後  

少しもったいない気もするかもしれませんが、あまり小さいのは商品価値がないですし、
実をつけすぎないことで株の体力温存になりますから、摘花はとても大事な作業なんです。
 
こはる農園ではひとつの花房で花芽が7~8個になるよう摘花しています。
どのくらいの個数に摘花するかは、生産者さんによってまちまちのようで、
大きくて立派なものを作るのか、小さくても個数があったほうがいいのか、
方針はそれぞれ違うでしょうし、また品種などによっても変わってくるみたいです。

あ、誤解のないように補足しておきますと、
摘花することで残った実が大きくなるかと言えば、そういうわけではなくて、
すでに出ている実がどのくらい大きくなるかは、摘花にかかわらず決まってるらしいです。
だから摘花の目的と言うのは、今出ている実を大きくすることではなく、
一度にたくさんの実をつけすぎて株に負担がかかるのを防いで、
次にまた元気な花房を出してもらうためということになります。
(以上ぜ~んぶ旦那からの受け売りの知識です^^)


まぁしかし、この摘花作業ほど繊細さと根気が必要な作業はありません。
花芽の大きさは数ミリ程度、しかも軸の部分はとても細いので、
うっかり手を滑らそうものなら大事ないちごの赤ちゃんが「ポロっ」っと取れてしまうから一大事!!
そんなことのないよう細心の注意を払ってやっているので、作業中は誰もが無言。
みんなで一斉にカニの身をほじくりだしているあの時の感じです

たま~に手元が狂って、うっかり「ポロっ」とやってしまうこともあって、
「うわぁっ」と叫びそうになるのですが、旦那に気づかれて怒られたらコワいので、
叫び声は心の中に留めるようにしています(笑)

そんなふうに神経とがらせて細かい作業に集中する日が続いているので、
ここ最近肩こりが深刻
サロ〇パスさんにはずいぶん助けてもらってます。
こんなときは温泉にでも行ってほっこり癒された~い
叶わぬ夢を思い描きながら、入浴剤の入ったお風呂で我慢する日々です



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